roubu.インタビューその2
昨今の成長著しい土地、大阪は京橋。
その京橋に昨年の4月、満を持してオープンしたサロンが『roubu.』である。国道一号線にあるオシャレな木の壁が目印だ。
スタート時のスタッフが男性2名、大手が続々とオープンしている中なぜ京橋なのか?サロン名に込められた意味など多くに疑問がある。
しかしオープンして3カ月半でのスタッフ増加や、コンテストに出場するなど、勢いがあるのは間違いない。
今回はインタビュー第2弾。オープン時に苦労したことや、サロン名、インテリアに込めた想い、大人数で行われたレセプションパーティーの思い出なども語って頂いた。
(イ)––話は変わって、お2人は前サロンで働きながらオープン準備をして、退職から2週間でroubu.をオープンされましたよね?なかなかなスピードだと思うんですけど、大変なこととか無かったですか?
(中):オープンにあって、苦労した点
これはやはり、テナント探しですねー。
昨年の8月からは休みのほとんどを愛島と京橋周辺を練り歩いてました。歩けば歩くほどに、街に愛着が湧いてくるのですが思うような空きテナントになかなか出会えなくて。
最終的に決まったのはオープン2ヶ月前!
ここからが、怒涛の忙しさ。笑
僕にとって初めてのことだらけなので、
契約に、サロンのデザインに、その他諸々の契約が盛りだくさん!笑
でも、歩きながら理想のサロンなどをサロンをオープンさせるにあたっての事をずっと話せたので苦労と言うより、良い時間でしたよ!
(愛):いや、大変なことしかなかったぐらいです。(笑)実際僕らは10年近く別々のサロンにいたわけですから、考え方ややり方で相違点がある。その中で商材や導線なども考慮して色んなことを決めていかなくてはいけなかったので。ただお互いにこの分野はコイツに任せよう。っていうところがあったのでそこはしっかりと棲み分けてましたね。毎日毎日ラインでやり取りしてました。一回僕が誤ってラインをブロックしたことがあったんですけど、その時とかめっちゃ中川はソワソワしてたみたいです。(笑)
想いを語る中川氏
(イ)––それはソワソワしそうですね。(笑)テナントもそんなにギリギリだったんですね!
(愛):そうです。何個か見に行ったりもしたんですが、異常に保証金が高かったり、場所がイマイチだったり。しかもなぜか僕らの担当になる不動産の方みんな急に辞めちゃうんです!(笑)
連絡ないな〜って電話したら、退職しました。みたいな。おいっ!!ってなりますよ(笑)
でもこれ美容師にも言えて、僕らも退職する流れになったら、やっぱりあんまり気持ち良くお客様には伝えれない。ステップアップなのにお客様を同じ温度に迎え入れれないんですよね。まぁ、職人仕事で恩義とかを重んじる風習がずーっと美容界にもある。仕方ないし、当たり前になってしまっているんですが、担当美容師としたは申し訳ないなーって心から思います。でもそんな中で、自分の意思で僕を探して来てくださるお客様がいるっていう事実が、本当にありがたくて嬉しくて。美容人生のなかで最も嬉しいことと言っても過言では無いですね。
まぁ、話が逸れてしまいましたが、要は担当の方々が辞めまくって、結果今の場所が見つかったということは神のお導きということです。(笑)
自分の話で爆笑する愛島氏
(イ)そうですか。(真顔)話は変わってサロン名のことを聞きたいのですが、roubu.の意味を教えて下さい。
さ(中):もともと僕は独立する際はサロン名をubuにしようと思っていました。産まれたてのとかそういう意味なんですけど、僕はケアがヘアにとってとても重要だと考えていて、トリートメントやスパなどのケアでまるで生えたての時のようなダメージレスな髪に。という想いからです。
ですが、愛島と一緒にやることが具体的になるときに、2人の良いところを持ち寄ってサロンをするイメージなので、彼のデザイン性やインスピレーションの要素も足したいなと2人で考えて、デザインを高級な羽織もの(robe)として、その2つを足してroubu.という造語にしました。なので愛島がrobeで僕がubuって感じです。あとは大文字か小文字かで悩みましたけどねー(笑)
(愛):あとroubu.の最後の.はドットとピリオドの両方の意味があって、あなたと私、サロンに来た日から普段のライフスタイル、そういったものを繋ぐという意味と、髪のお悩み、サロン選びでの迷いを終わらせるという意味があります。
手書き風のロゴ。2つの意味を掛け合わせる感じがなんともおしゃれ。愛島氏の友人にお願いしたそう。
またしても強引に終わらせた私。次回は波乱のレセプションパーティー編です。お楽しみに!
オーナー 中川善貴(なかがわよしたか)
大阪府出身、ル・トーア東亜美容専門学校卒業。地元野崎にて某サロンに9年勤務。店長経験を経て2018年4月に大阪、京橋にて『roubu.』をオープン。全国主席でケア資格を取得したり、豊富な知識で美髪を作るスペシャリスト。メンズのファンも多い。
ディレクター 愛島健司(あいしまけんじ)
鹿児島県出身、高津理容美容専門学校卒業。東京、大阪の大手サロンに勤務、カラーディレクター、副店長などの役職を経験。2018年4月に『roubu.』の立ち上げに参加。美しく染まるパーフェクトワンメイクや、似合わせのカット、トレンド感ある仕上げが得意。
0コメント